
日本で公開されるまで5年もかかった、オーストラリアのモンスターパニック物。
原題は「ROUGE」
監督・脚本はウルフ・クリークの「グレッグ・マクリーン」
売れる前の「サム・ワーシントン」が出演してます(アバターの2年前)
2007年の作品で(日本で発売されただけマシだが)5年もスルーされて、やっと日本へ。
サム・ワーシントンが出てるおかげなのかもしれない。彼が売れてよかった……。
まぁ、そんな日本ではお蔵入りになりそうだった割りには、巨大生物物としては1級品。
ハリウッド映画としても通用しそうなくらいシッカリできているかと思います。
※ネタバレありあらすじ
旅行(主にレストラン)記者のピートは、空港で荷物を盗まれたりしながら、

オーストラリアのワニ見学のクルーズに参加する。



(オーストラリアの自然を漫喫できます)
クルーズの最中、聖域と呼ばれ誰も近づかない場所から
救難信号が撃ちだされたのを見つけ、救助に向かうことに。

しかし、そこで、地元の出身でクルーズの案内役ケイトですら、
見たこともないような巨大なワニに襲われ、客船を壊されてしまい、

川に浮かぶ、小さな島に避難します。

しかし、その島は時間が経つと、水の中に没してしまうため、焦り逃げようとするが、
ワニがテリトリーを守るために次々と襲ってきて犠牲者が増えていく。



地元の不良青年ニール(サム・ワーシントン)が、

一人対岸に渡ることに成功。
ロープを木に結び、ひとりひとり渡らせようとするが、
(この手に映画には必ずでてくる)パニックを起こした家族が我先にロープを渡りだし、

ロープが切れ、ニールとロープにとりついた一人がワニにやられてしまう。

(なんと、まだ無名だったサムはここで退場……)
そして、ピートの提案により、ワニを罠にかけ、
時間稼ぎをする間に一気に泳いで渡る決死の作戦にでる。
しかしそのさなか、ケイトはワニに襲われてしまう……。

そしてピートは犬と共に、他のみなともはぐれてしまうが、
犬がある洞窟の中に入ってしまい、そこでワニの巣を発見、
大怪我をして意識を失っているケイトを見つける。

しかし、すぐに巣へワニが帰ってきて……。


ラストどうなるか気になる方はDVDでどうぞ。
モンスター・パニック物としては、なかなか舞台もテンポもよく、
誇張しすぎず、地味すぎないといったバランスもいい感じの作品です。
しかし、グレッグ・マクリーンは「オーストラリアなんて絶対に行きたくない」と
思わせる映画を作るのが上手いっすねw
予告は↓
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