
6代目ジェームズ・ボンドの「ダニエル・クレイグ」主演で、「ハリソン・フォード」までメインどころで出演。
ヒロインは、Dr.HOUSEの13番こと「オリヴィア・ワイルド」。
監督はアイアンマンの「ジョン・ファヴロー」。制作に「スティーブン・スピルバーグ」となかなか
豪華な名前が並ぶ映画です。原題は邦題と同じ「COWBOYS & ALIENS」
(story)
1873年、アリゾナ。荒野で目を覚ました一人の男は、なぜここにいるのか、
自分が誰かさえもわからなかった。 そして腕には奇妙な腕輪をはめられていた。

彼はダラーハイドという男に支配された西部の町へたどり着く。
その夜、突如として未知の敵が襲来。次々と住人がさらわれる中、

彼らが最後に頼ったのは記憶喪失のカウボーイだった。
いったいこの男は何者なのか。そして侵略者の目的とは?
その時、男の手にはめられた謎めいた銀の腕輪が青い閃光を放ち始めた…

まぁ、アイアンマンが面白かったのと、制作にスピルバーグがいたり、
ハリソン・フォードまで、出演してるという訳で、期待してしまうのも仕方ないかと思いますが、
派手な割に、心に残るような見所があまりないし、驚きが殆どない。
チープなストーリーに、どこかで見たことあるような展開や美術デザイン。

スカイライン的な光を見ると意識を失う人々

人を攫う飛行型兵器
お金はかかってます、でも微妙(^^;
役者のパワーバランスも影響してたり、西部劇の良い所と、SFの派手なところの融合とか狙ったり、
なんか主題や、キャラ立てが、どうにもまとまらなかったって印象が強いです。
誰を描きたいのか、何を描きたいのか、全部散漫。
記憶喪失の主人公、謎のヒロイン、最初悪役風で息子を攫われる街の権力者ハリソン・フォード、
妻を攫われた酒場のダメ店主(サム・ロックウェル)、父親を攫われた少年の成長、
土地を奪われたアパッチ、主人公の元部下たちで列車強盗をしようとしてたならず者。
そして、何かの目的をもって活動しているエイリアンたち。
まぁ、まとまらないでしょ。
キャラ削って、主題を決めて、90分にすればよかったと思います(120分いらない)
話としては、記憶喪失で左腕にサイコガンじゃなかった、謎の光線銃を持つ主人公が、
ある街をおとずれると、エイリアンが、襲ってきて人を攫っていきます。
で、街の連中と、攫われた人を助けに行く道中、ならず者やアパッチと出会い、
最後は共闘して、エイリアンと戦うって感じです。


まぁ、細かいこと気にしなければ、お金をかけたハリウッドエンターテイメントとして、
暇つぶしにはなるでしょう。という感じです。
予告は↓

猿の惑星のプリクエルとして作られた作品。
監督は「ルパート・ワイアット」(イギリスでショートを含め3本作っている模様(全て日本未発売))
(story)
現代のサンフランシスコ。製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める若き神経科学者、
ウィルが実験のためアルツハイマー病の新薬を投与した一匹のチンパンジーが驚くべき知能を示した。

ところが、そのチンパンジーは突如暴れ出した挙句、射殺されプロジェクトは中止されてしまう。
ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることに。
3年後、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれており、
同時に特殊な遺伝子を受け継いだシーザーは、類まれな知性を発揮し始めていく。
しかし、ある事件がきっかけで、シーザーは人間の愚かさに失望してしまうのだった。
そして、失望は地球上の生物の進化の概念を覆す「壮大な闘い」の序章へとつながっていく……。

不治の病「アルツハイマー」を治すための研究が、猿の知能を高め、人類を滅亡へとおいやっていく話。
主人公以外の登場人物たちも、悪人ではないのだが、いかにも人というものの
嫌なところが出るようなエゴを持ってる人物たちで、こんな人たちと接してしまった、
純粋でIQの高い猿がたどる道は、こうなってしまうだろうなという感じの構成はなかなか上手い。
なんつっても、噂に聞いていたCGのクオリティには、かなり度肝を抜かれた。
猿という、リアルに存在する生き物の群れを、まるで本当にそこにいるように表現している。

シーザーの表情なども、チンパンジーでありながら人間臭く抜群です。
ラストのシーザー率いる猿軍団(オラウータンやゴリラもいます)が、
ジェネシス社を襲撃、仲間を増やしながら、警官隊と戦い、
自分たちの家とする自然公園に向かっていくところは圧巻です。

思いの外、よくできた映画で拍手でした。
シーザーが始めて、人の言葉を口にして反旗を翻すところは「おおぉぉー」とテンション上がります。

予告は↓

感染系、アウトブレイクもの。監督は「スティーブン・ソダーバーグ」(オーシャンズシリーズなど)
役者は比較的メジャー揃い「マット・デイモン」「ジュード・ロウ」「ローレンス・フィッシュバーン」など。
(story)
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。

時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。
謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。
米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、
世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。

だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、
人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り……。

好みの問題だとは思うが、想像以上に地味な映画だった……。
リアリティがあるというかドキュメンタリー風を狙ってるのか、全体的に淡々としてる。
ウィルスも風邪に似た症状で致死率も20%程度と設定されており、
エボラの話だったアウトブレイクなどとは違い、派手にすぐに死んでいくわけではなく、
緩やかに確実に全世界が感染していくので、映画自体も静かに進んでいきます。
その中で、最初は緊張感が無かった国民も、ネットの噂に翻弄され、
パニックから無秩序状態になったりしてしまうが、緊迫感を持って描くというより、
当たり前のように街がそうなってるって感じの静かなスルー感。
(しかし、海外は国民が暴徒化するのが早いっすねぇ(^^;)
ストーリー構成そのものも、メリハリはあまりもたせず、事件やあからさまな盛り上げもない。
ウィルス完成も、感染源の特定も、終わり方も、皆静かに軽~く流していく。
また、ジュード・ロウがひどくムカつく最低のやつなのだが、

別段、因果応報的なカタルシスなどもない。
ハリウッドな映画をもとめてなければ、十分かもしれないが、
なんだか、全編物足りなくて、つまらなくはないが観てて非常に困った。
ワクチン配布の仕方は、ちょっと面白かったというか、これもアメリカ的なのかもしれない。

まぁ、こんなドラマが好きな人には、オススメかもしれませんが、
エンタメを求めてしまう人はスルーしてよさそうな作品です。
予告は↓
ホラーではありませんが、

イギリス産のクライムミステリー。
監督と脚本はディセント2の脚本家「J・ブレイクソン」
(story)
若い男と中年男の2人は、綿密な計画のもとに富豪の娘、アリス・クリードを誘拐する。

アリスは恐怖のどん底に陥りながらも、彼女は生き抜く希望を捨てない。

首謀者らしき中年男が外出したとき、アリスの激しい反撃に合った若い男が、
アリス自身にとっても観客にとっても驚愕の告白をする……。
心理戦、どんでん返しのクライムミステリー……、という感じで宣伝されてますが、
まぁ、そこまでではありません。心理戦もミステリーも小さいもんです、期待すると肩透かしは確実。
じゃあ、つまらないかというと、それなりに脚本はシッカリしており、
低予算らしい、監禁場所の部屋での3人のやり取りのみで物語は9割型進みますが、
人間関係や物語の転換となるポイントを、上手く配置して、登場人物のパワーバランスを
次々と崩すなど、100分間飽きを感じさせずに観ることができます。
脚本勝負の作品なので、中身については、これ以上触れませんが、
過度な期待をしなければ、そこそこ楽しめる作品です。
(あっと驚く…とかではないのがポイントかと)
1つだけ。
タイトルを最後に登場させて意味をもたせる作り(ラストのネタバレ反転)は、
読めてしまいましたが嫌いではないです。
しかし、相変わらずというか、
テレビドラマもそうですが、イギリスのクライム物って、微妙に地味なんですね(^^;
予告は↓

イギリス産のクライムミステリー。
監督と脚本はディセント2の脚本家「J・ブレイクソン」
(story)
若い男と中年男の2人は、綿密な計画のもとに富豪の娘、アリス・クリードを誘拐する。

アリスは恐怖のどん底に陥りながらも、彼女は生き抜く希望を捨てない。

首謀者らしき中年男が外出したとき、アリスの激しい反撃に合った若い男が、
アリス自身にとっても観客にとっても驚愕の告白をする……。
心理戦、どんでん返しのクライムミステリー……、という感じで宣伝されてますが、
まぁ、そこまでではありません。心理戦もミステリーも小さいもんです、期待すると肩透かしは確実。
じゃあ、つまらないかというと、それなりに脚本はシッカリしており、
低予算らしい、監禁場所の部屋での3人のやり取りのみで物語は9割型進みますが、
人間関係や物語の転換となるポイントを、上手く配置して、登場人物のパワーバランスを
次々と崩すなど、100分間飽きを感じさせずに観ることができます。
脚本勝負の作品なので、中身については、これ以上触れませんが、
過度な期待をしなければ、そこそこ楽しめる作品です。
(あっと驚く…とかではないのがポイントかと)
1つだけ。
タイトルを最後に登場させて意味をもたせる作り(ラストのネタバレ反転)は、
読めてしまいましたが嫌いではないです。
しかし、相変わらずというか、
テレビドラマもそうですが、イギリスのクライム物って、微妙に地味なんですね(^^;
予告は↓

スティーブン・スピルバーグ監督、ピーター・ジャクソン制作、エドガー・ライト脚本で、
あのベルギーの人気コミック「タンタンの冒険」が3DフルCGムービーになったというので、
見に行かないわけにはいかない(我が家は、奥さんともども原作ファンです)
奥さんと2人で、週末に映画館へゴーしてきました。
(story)
17世紀に洋上でこつ然と消えた帆船「ユニコーン号」の模型を偶然手にしたタンタンが、
模型のマストに隠された暗号を解きユニコーン号の財宝を手に入れようとする者たちに
追われながら冒険に出る姿を描く。
107分、全く飽きることがない、ドキドキワクワクの超一流エンターテイメント作品です。
まず、影絵風のアニメーションから、似顔絵描きが、タンタンのイラストを書くシーンから始まったりして、
タンタンはやっぱりタンタンだし、スノーウィは賢く大活躍、ハドックは愛すべき頼れる酔いどれだし、


デュポンとデュボンが(珍しく)活躍するし、カスタフィオーレ夫人の歌声まで聴ける。
原作好きも納得のクオリティ。
脚本、構成、演出が楽しいのはもっともなのだが、CGがまた、素晴らしい。
この時代、様々なCGを見慣れてるはずなのに、最高級と言わざるえないクオリティ。
特にリアルとアニメ的な表現の抜群の落とし所を創りだしているのが素晴らしい。
登場人物の動き、海や砂の表現、空気感までもが、見事な落とし所を見つけ、
作品が生き生きとする抜群のクオリティバランスなのです。
まぁ、そんな細かい所抜きにしても、海賊船の戦いのシーンなどは舌を巻きます。楽しすぎる。
それでいて、テンポや演出なども大したもの、インディー・ジョーンズを思い出すドキドキ感。
後半の街のチェイスなどは、とてもそれっぽくてこの手の傑作といい部類の面白さ。

正直、ちょっと前まで、がんばれば日本でもCGなら、まだまだハリウッドに挑戦できると思っていたが、
もう突き放されて、消して手が届かないところに行かれたような印象すらいだいてしまった。
しいて残念だったことをあげるとしたら、
「コンコンニャローのバーロー岬」「何とナントの難破船」の訳が変わってしまっていたことくらいか?
兎にも角にも原作ファン、原作を知らない人、それぞれ観ても問題なしの娯楽作です。
予告は↓

下妻物語、嫌われ松子の中島哲也が監督、松たか子主演の映画。

「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
で始まる物語。
物語は、そのまま、先生の告白、少年A、B、少女Aの告白で構成されている。
結構、評判がいいので逆に心配で観てなかったのだが、
なるほど、どうして、よく出来ている。
原作の良さと、口語調一人称だけで成立している、きついストーリーをどう映像にするかを
真面目に取り組んで自分のものにした監督以下スタッフのセンスに感心。
兎にも角にも、ろくでもない人間しか登場しないで、最後まで突き進むので、
心のなかでも誰も応援せずに観れましたw
私は現在の学校の風景が(他の映画等でも見たことはあるが)あんなってのは、
恐ろしい世界になってるなぁ、とかシミジミ思ってしまうおっさんですが、
何はともあれ印象に残る、オリジナリティある映画です。
予告は↓

「月に囚われた男」の「ダンカン・ジョーンズ」監督作品。
主演は「プリンス・オブ・ペルシャ」の「ジェイク・ギレンホール」。
原題は「SOURCE CODE」
(story)
死者の生前最後の8分間に意識を転送できる装置“ソース・コード“。
列車の爆破事故の真相を探る命を受け、パイロットのコールターはこの装置で、
ある犠牲者の最後の8分を体験することに。真相を掴む彼は何度もそれを体験し、やがて意外な事実に気づく。
10年とか、もう何年ぶりかも覚えてないくらい久しぶりに「映画の日」を利用して映画を観てきました。
最初に「ある人物の死亡8分前を何度も繰り返し犯人を捜す」というストーリーを聞いた時に、原作は「西澤 保彦」?とか思ったw(7回死んだ男とかさ)

ま、それは置いといて、ネタ勝負ものの体を取りながら、非常によく出来た脚本で、それに「月に囚われた男」でも見せた人(キャラ)の描き方と構成の上手さで、グイグイと引き込まれて最後まで全く飽きずに観れてしまう。

まぁ、キャッチコピーの「このラスト、映画通ほどダマされる」ってのは、ぶっちゃけ意味が分からないが(そういうのは、特にないです。非常にハリウッド映画ですw)、そんな無理矢理煽る売り方をしなくても、内容で勝負出来る作品かと思います。
ってか、それこそ西澤作品のようなミステリー的などんでん返しは全然無いです。そういう期待はせずに普通に観てみるのがよいでしょう(そう考えると、この手の内容で、更にミステリーとしての謎解きとどんでん返しがある西澤作品の凄さをシミジミと再認識しますなぁ)
ダンカン・ジョーンズ、今後も目が離せません、というハリウッドらしい及第点な作品です。
予告は↓

DOD、300、ウォッチメンのザック・スナイダー監督作品。
原題は「SuckerPunch」
お話は、
精神病院に入れられてしまった少女たちがイマジネーションの世界に入り込み、
脱出に必要なアイテムを集めていくって体のアクションファンタジーです。
まぁ、見所は、その空想世界の女性たちの大活躍でしょう。
銃と日本刀を武器に、自由をかけて様々なミッションを戦い抜きます。
なぜか、和風で侍風の魔神と戦ったり

ドイツ風世界で魔導アーマーに乗って戦ったり

中世ファンタジー風でドラゴンと戦ったり

暴走列車でアンドロイド軍団と戦ったりします

演出も、ザック・スナイダーらしい、格好いいスローが挟まり、観てて超楽しいです。
でも、ベースにある話は暗いです。

そして、最後の物語の主人公ってのは、自分が決めるのではないし、
登場人物にとっては誰が主人公なのかは分からないってのは、まぁ、そうだろうなぁとシミジミ。
各空想世界の設定はオマケ映像のアニメで分かるのですが、
主人公たちが必ずしも正義じゃないのは、ちょっとザック・スナイダーらしいなぁと思いました。
結局はなんかシットリとしてしまうのですが、ザック・スナイダーの味が詰まりまくった娯楽作品です。
予告は↓
こちらも昨日で公開が終わりだったので観てきました。

突如、襲来したエイリアンとの戦いを海兵隊のある一部隊の視点からのみ描いたアクション映画。
監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」や「実験室KR-13」の「ジョナサン・リーベスマン」。
(story)
2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。
やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。
そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス率いる小隊が到着。
除隊間近のナンツ2等軍曹も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。
タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇する。
すごい面白かったw いや~、観てよかったわ。
2時間ずっとテンポよし、地球に近づくまで発見出来なかった流星群が世界20カ所に地球に降り注ぐ、

海兵隊員に災害救助の命令がくだるが、集まった隊員が出撃する時には、
テレビ放送含め、ただの流星群ではなく「エイリアンの襲撃だ!」というのがわかり、
後は主人公たちの2-5小隊の視点のみで、2時間ドンパチ。
主人公


無駄がないw 人間関係も無駄にほじくらず、わかりやすく単純なドラマ。
エイリアンとの交流とかもない、侵略者からアメリカを守れ!と戦いまくり。
小隊は次々とピンチになり、仲間が死んでいったり、基地に帰ったら全滅してたりと、
自分たちが必死になっても、アメリカが負けていく中
「海兵隊は不屈である」「退却NO!」と鋼の海兵魂で戦っていく。

最後も「いや、それブラックホークダウンだから」と突っ込みたくなる格好いい終わり方といい、
「俺は、こんな映画大好きなんだ! あのシーン好きだからパクっちまえ!」
という監督?の情熱が始終見えるハイテンション戦争アクション映画です。
はい、私もそんなん大好きです!
観てる最中も終わっても「やべぇー、面白ぇー」が止まりませんでした。
なんでスゴイ科学力のエイリアンと海兵の一部隊ごときが戦えるのか?とか、リアリティがないとか、
(実際、1人倒すまでは、敵わなさそうなのに、その後は普通にガチンコで戦えてるし、
弾もジョン・ウー作品並で、撃ちまくりの中、絵や展開的に必要な時だけ弾切れします)
手ブレが酷すぎるとか批判も多いようですが、まぁそこらは逆にこの作品の味だと思うしかないかもですね。
これにリアリティ入れたら方向性はハイテンション戦争アクションではなくなりますし、
手ブレはとことん一部隊の視点だった所為か、私は批判を見るまで気がついてなかったくらいです
(映画によっては気持ち悪くなってすぐに酔う私が、テンションに乗っちゃって気が付かなかったです。
それと、全然関係無いですが、
私は最近、とある理由で「リアリティ」という言葉が嫌いになりましたので(^^;
リアリティを求めるべきこと、求めるべきところで、必要分なだけシッカリしてれば、
エンターテイメントに必ず必要なものでもないと思ってたりしますし)
なんかある意味、生死観や敵味方のパワーバランスが非常にゲーム的なのかもですね。
なので、人を選ぶし、パクリが気にならなければ超オススメの作品です。
予告は↓

突如、襲来したエイリアンとの戦いを海兵隊のある一部隊の視点からのみ描いたアクション映画。
監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」や「実験室KR-13」の「ジョナサン・リーベスマン」。
(story)
2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。
やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。
そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス率いる小隊が到着。
除隊間近のナンツ2等軍曹も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。
タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇する。
すごい面白かったw いや~、観てよかったわ。
2時間ずっとテンポよし、地球に近づくまで発見出来なかった流星群が世界20カ所に地球に降り注ぐ、

海兵隊員に災害救助の命令がくだるが、集まった隊員が出撃する時には、
テレビ放送含め、ただの流星群ではなく「エイリアンの襲撃だ!」というのがわかり、
後は主人公たちの2-5小隊の視点のみで、2時間ドンパチ。



無駄がないw 人間関係も無駄にほじくらず、わかりやすく単純なドラマ。
エイリアンとの交流とかもない、侵略者からアメリカを守れ!と戦いまくり。
小隊は次々とピンチになり、仲間が死んでいったり、基地に帰ったら全滅してたりと、
自分たちが必死になっても、アメリカが負けていく中
「海兵隊は不屈である」「退却NO!」と鋼の海兵魂で戦っていく。

最後も「いや、それブラックホークダウンだから」と突っ込みたくなる格好いい終わり方といい、
「俺は、こんな映画大好きなんだ! あのシーン好きだからパクっちまえ!」
という監督?の情熱が始終見えるハイテンション戦争アクション映画です。
はい、私もそんなん大好きです!
観てる最中も終わっても「やべぇー、面白ぇー」が止まりませんでした。
なんでスゴイ科学力のエイリアンと海兵の一部隊ごときが戦えるのか?とか、リアリティがないとか、
(実際、1人倒すまでは、敵わなさそうなのに、その後は普通にガチンコで戦えてるし、
弾もジョン・ウー作品並で、撃ちまくりの中、絵や展開的に必要な時だけ弾切れします)
手ブレが酷すぎるとか批判も多いようですが、まぁそこらは逆にこの作品の味だと思うしかないかもですね。
これにリアリティ入れたら方向性はハイテンション戦争アクションではなくなりますし、
手ブレはとことん一部隊の視点だった所為か、私は批判を見るまで気がついてなかったくらいです
(映画によっては気持ち悪くなってすぐに酔う私が、テンションに乗っちゃって気が付かなかったです。
それと、全然関係無いですが、
私は最近、とある理由で「リアリティ」という言葉が嫌いになりましたので(^^;
リアリティを求めるべきこと、求めるべきところで、必要分なだけシッカリしてれば、
エンターテイメントに必ず必要なものでもないと思ってたりしますし)
なんかある意味、生死観や敵味方のパワーバランスが非常にゲーム的なのかもですね。
なので、人を選ぶし、パクリが気にならなければ超オススメの作品です。
予告は↓

制作にブラッド・ピットが名を連ねる、マーク・ミラー原作のアメコミの映画化。
監督はスターダストのマシュー・ヴォーン(最新作は「X-MEN ファーストジェネレーション」)
(story)
スーパーヒーローに憧れる平凡な高校生・デイヴは、自前のスーツとマスク姿で
ヒーローとして勝手に行動を開始するのだが…。
「なんか聞いたことあるけど、こういうの興味ない」とか「本当に面白いの?」と観てない人は損してますよー。
恐ろしいほどに傑作の部類です。
昔はアメコミ原作モノと言ったら失笑の代名詞みたいな感じだったが、X-MEN、スパイダーマンあたりから、
バットマンも生まれ変わり、シャレにならない傑作たちが生まれてきてますが、これもウォッチメンと並び頂点にきていると感じました。
序盤は、気持ちだけが先行する、なんの力もない学生が、通販で買ったヒーロー服を着て本物のヒーローに憧れるという痛い話なのだが、彼のその気持の本物さが、Youtubeなどで話題になり、ヒーローに祭り上がられていくが、彼にはなんの力もないので……。
という、人によっては、ちょっとイラっとする地味な展開だが、11歳の少女ヒットガールと、その父親ビックダディが出てきてから俄然面白くなる。親子は、非常に訓練された本物のヒーローなのだが、そんな格好で残虐に悪を倒していく親子がそうなっている背景も非常に人間臭く軽くない。そして主人公のキックアスのちょっと笑えるエピソードなどもあり、そのバランスが非常に面白いです。
まぁ、そんなことを考えなくても、ヒットガールの後半のアクションなどは、スピード感抜群で、アクションだけとっても最高傑作といって良いようなエンタメ作品です。
ちゅうかね、ヒットガール格好良すぎなんですわw
予告は↓